コロナ禍で、フードデリバリーの需要が高まり、Uber Eatsなどのフードデリバリーサービスを開始したお店の方は多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな方のためにUber Eatsのリピート率を上げる、維持するためのノウハウを紹介したいと思います。
まずは、自分の店舗がどれくらいのリピート率なのか確認しましょう。
確認の手順
リピート率の求め方
「利用者の維持」のデータから計算して自分の店舗のリピート率を求めることができます。
計算式は次のようになります。
下記のデータを例に実際に計算してみましょう。
店舗のリピーター数は2件目以上の注文の合計数なので、1,001(2件目の注文)+534(3件目の注文)+2,194(4件目以降の注文)を計算して3,741人と求められます。
全顧客数はリピーター数に新規利用客を足せばいいので、3,416(新規利用数)+3,741(リピーター数)を計算して7,157人と分かります。
リピート率はリピーター数に全顧客数を割ればいいので、3,741➗7,157を計算し、52.3%になります。
リピート率何%を目指せば良いのでしょうか?
これまで500店舗以上のデータを見てきましたが、平均的なリピート率は30%あたりになります。長期間に渡り高い売上を記録している店舗のみを見れば、50%以上のリピート率を獲得している店舗がほとんどです。
あくまでも基準ではありますがリピート率が50%以下の店舗は、まだ改善できる余地があると思います。
すでに50%のリピート率を確保できている場合、リピーターが離れていかない努力をしましょう。例えば、季節限定商品を設ける、キャンペーンを打つなど、お客さんを飽きさせない対策が効果的です。
リピート率を改善する方法をいくつか紹介します。また、星5の段階評価で施策の重要度も表しているのでぜひご参考ください。
お客さんは「美味しかったから」もう一度注文しようと思います。お客さんが満足できる味や量ではないと、リピート率は上がりません。
大抵、味や量に改善点がある場合、レビュー評価も低くなっているので、当てはまると思った方は、味を変えてみたり、量を増やしてみたりしましょう。
また、料理の「見た目」は味の良し悪しに関わる部分ですので、盛り付けにもこだわりましょう。
具や汁がこぼれることのないように、蓋がしっかり閉まる容器を用意することはもちろんですが、見た目のクオリティを保つために、盛り付けが崩れにくい容器を選択しましょう。
また、商品ごとに、適切な容器を用意することも大切です。
例えば、小盛、中盛、大盛のサイズを設けている場合、大盛用の容器に小盛の料理を入れると、お客さんに「量が少ない」といった印象を与えてしますため、各サイズごとに容器を準備しておくことが必要です。
Uber Eatsではロイヤリティプログラムを作成し、お客さんのリピートを促すことができます。
具体的なプログラムの内容は、一定の回数以上注文したお客さま、または、一定金額以上を注文したお客さまは特典を獲得できるというものです。
回数や特典は店舗側でカスタマイズすることができます。
ロイヤリティプログラムの設定方法については下のURLから確認できます。
https://merchants.ubereats.com/jp/ja/technology/grow-your-store/loyalty-program/
たまにお客様から、味や量の満足度、配達のスピードについてレビューをいただくことがあります。
基本的には全てのレビューに対して返信することをお勧めします。感謝を伝えたり、2回目以降の注文をお願いしたり、指摘されたポイントの改善の旨を伝えたりと、返信のバラエティがあればさらに良いでしょう。
お客さんに商品と一緒に、感謝を伝えるメッセージを送ることも、リピート率を上げる1つの方法です。
手書きで書いたり、お店のロゴをつけたり、お店の情報を載せたりと工夫はさまざまです。
お客様の印象にしっかり残るサンクスカードを作り、感謝を伝えましょう。
今回は、Uber Eatsのリピート率を上げる方法を5つ紹介いたしました。今後もUber Eatsの運用に関するノウハウ記事を上げていきますので、ぜひチェックしてみてください。
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