株式会社ツリーフードパートナーズの代表を務める竹原廉さん(以下、竹原さん)。実は、竹原さんは「魔神豚(まじんぶぅ)」「極太麻婆春雨」「THE TACORICE HOUS」 など数々のヒットブランドを生み出したFCブランド開発の第一人者でもあります。ひと月に開発するブランド数はなんと10に及びます。
そんな竹原さんですが、新しく自信作の韓国ブランドを開発しました。3ヶ月目にして加盟店はすでに20を超え、売上も好調です。
今回の記事では、竹原さんのバックグラウンドを振り返るとともに、新ブランド「韓国製麺処チョルポチャ」の魅力を紐解いていきます。
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———高校卒業後タイへ格闘技の武者修行に行ったそうですね。
竹原さん:はい、実は卒業後大学に進学する予定でしたが、大学受験で失敗したんです。浪人するという選択もあったのですが、プロの格闘家になりたいという思いもあったので、格闘技を本格的に学ぶため思い切ってタイヘ行きました。
日々の練習に真剣に向き合った成果が報われ、新人王トーナメント優勝、WPMF(世界プロムエタイ連盟)バンタム級4位にならせていただいたこともあります。
———–タイでの武者修行からフードデリバリーのコンサルティング立ち上げに至った経緯を教えてください。
竹原さん:タイから帰国後、大学に進学し、卒業後はコンサルティング会社の飲食部門で飲食店の経営サポートを行っていました。しかし、コロナの影響で自分のお客さんの売上が下がって行ったんです。何とかしなきゃなと思いました。
もともとフードデリバリーの可能性を感じていたというのもあり、そのタイミングで独立し、デリバリーのコンサルティング会社を立ち上げました。
———–フードデリバリーに注目し始めたのはいつ頃でしょうか。
竹原さん:タイに住んでいたのは10年前くらいになりますが、その時からタイではデリバリーやテイクアウトは人々の日常の一部でした。そのとき、一方で日本にまだデリバリーやテイクアウトが根付いておらず、なぜだろうと疑問に思っていました。
その後、北京や韓国に行く機会もあったのですが、そこでもデリバリーは盛んで、遅かれ早かれ日本でもデリバリーの文化がやってくると考えていました。
———–今回ついに韓国料理業態に踏み出したね。
竹原さん:はい、近年、韓国料理の人気が高いので特に気合を入れて開発に挑みました。韓国料理の中にはまだ日本人には知られていないたくさんの美味しい料理があります。
今回はそういったまだ見つかっていない韓国料理をみんなに届けたいという思いで、開発に挑みました。実際に韓国に行き、たくさんのお店を練り歩き、たくさんの料理を食べました。
今回のブランドの「チョル麺」を食べたとき、「これだ」と思いました。日本の料理にはない新鮮な食感だったんです。この「チョル麺( 쫄면 )」の「チョル」は韓国語で「弾力のある歯ごたえ」を意味するように、とてももちもちで美味しいですよ。
———–商品構成を教えてください
竹原さん:甘辛のソースを絡めた混ぜ麺「赤」とあっさりした味の冷麺「白」を用意しています。どちらも超弾力のチョル麺を使用しているので新しい食感を楽しんでいただけると思います。トッピングにはガーリックチップ、キムチ、温玉、牛すじがあり、お好みに合わせて注文することができます。
———–今回のブランド開発にあたって最もこだわった部分は何ですか。
竹原さん:やっぱり味に一番こだわりました。お客さん全員に「美味しい」と思ってもらいたいので、スタッフ全員が納得いくまで試行錯誤を繰り返しました。
———–調理工程や原価についてはいかがですか?
竹原さん:最近では料理経験がない方でもフードデリバリー事業を行なっているので、誰でも簡単に作れるレシピ作りを意識しました。実際に乾麺を茹でて盛り付けるだけなので3分ほどの調理で出来上がります。また、茹でるのは特別強い火力が必要というわけでもないので家庭用のIHでも問題あません。
原価については、加盟店さんにより高い利益を確保してもらうために、どのブランドでも容器込みで原価率30%以下を基準にしています。
他にも、食材が保存がしやすいのも特徴です。チョル麺は乾麺の状態で直射日光の当たらない涼しい場所に保存すればいいので、冷蔵庫のスペースを取りませんし、長期保存が可能です。
———–「韓国製麺処チョルポチャ」の今後の目標をお聞かせください。
竹原さん:目先の目標としては加盟店を100店舗に広げたいと思います。その後は、加盟店さんの力もお借りしながら、多くのお客さんにチョル麺を味わっていただけたら嬉しいです。
今回は、数々の有名ブランドを開発している竹原さんに、新しく展開された「韓国製麺処チョルポチャ」についてのインタビューをさせていただきました。
実績のある竹原さんが開発した新業態ということもあり、ブランドへの信頼は大きく、次々と加盟する店舗が増えています。
「魔神豚(まじんぶぅ)」「極太麻婆春雨」に次ぐ大人気ブランドになるのか、「韓国製麺処チョルポチャ」への注目が高まります。
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