これまで東京や名古屋のゴーストレストラン事情を紹介してきましたが、今回は大阪のゴーストレストラン事情についてまとめていきます。おすすめのデリバリーブランドも紹介しているので、大阪でゴーストレストランの運営を考えている方はぜひご参考にしてみてください。
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飲食業界にとって厳しいコロナ禍が続く中、2022年1月に大阪で斬新なゴーストキッチンが誕生しました。フードコート内に併設された「HUB KITCHEN(ハブキッチン)です。
このゴーストキッチンは、ゴーストレストランブームの先駆けでもある株式会社FTFが事業を開始し、現在は株式会社サスティナブルキッチンが運営しています。
株式会社サスティナブルキッチンは、デリバリーフランチャイズのブランドを展開している会社です。
その他にも、東京で話題の大型ゴーストキッチンを設立したKichen BASE(キッチンベース)が難波にもオープン。飲食店の開業をサポートする「しょくの杜」は2020年10月、コロナで苦しむ飲食店の支援プロジェクトとして東住吉区にゴーストキッチンを立ち上げるなど大阪のゴーストレストラン市場もにわかに活気立っています。
ゴーストキッチンとは、複数のゴーストレストランが入居できる調理施設です。デリバリー事業を始める人にとってゴーストキッチンやゴーストレストランはスタートするのに最適な手段として選ぶ人が増えています。
なぜ今、ゴーストレストランを始める人が増えているのでしょうか?
2020年以降、新型コロナの影響で飲食店に足を運ぶ人が減少しています。コロナ前までのような売上が見込めなくなった今、飲食店を立ち上げるリスクも高まっています。
ゴーストレストランは開業にあたっての初期費用が通常の飲食店よりも遥かに抑えることができます。なぜなら、調理場と食材の保管設備が整っていれば開業できるため、少人数・小スペースで運営できるからです。
ちなみに通常の飲食店の開業費用で大部分を占めるのが物件関連です。保証金や仲介手数料、内装・外装の施工費など数百万円〜1,000万円程度が必要です。
ゴーストレストランはデリバリー専門でイートインがないため大幅な改装工事をする必要がありません。調理環境が整ったゴーストキッチンであればさらに費用を抑えながらスピーディに開業できます。
開業時に大きな借入をすることなくデリバリー専門店をスタートできるので万が一倒産したときのリスクも小さくて済みます。今の時代背景にぴったりな業態、それがゴーストレストランなのです。
全国的に増えてきているゴーストキッチン。ここでは大阪にあるゴーストキッチンを4店紹介します。
ゴーストキッチンとフードコートの両機能を併せ持つ日本では珍しい複合飲食施設です。大阪メトロ「本町」駅から徒歩1分と好アクセスの場所にオープンしました。
ゴーストキッチンとフードコートが合わさることで、テイクアウト・デリバリー・イートインといった各機能を持つことができます。酒場もあるため、まさにゴーストレストラン横丁といえるでしょう。
HUB KITCHENに入っている店舗はスパイスカレー専門店からコーヒー、餃子、ハンバーガーとさまざまです。また、飲食店に限らず、音楽ライブを開催したり七夕イベントなど季節にあった催しも開催され、まさに人が集まる”ハブ”的な存在です。
国内最大級のゴーストキッチンを展開しているキッチンベースが大阪難波に進出。入居可能なキッチン数は26で国内トップクラスの規模を誇ります。
心斎橋や道頓堀など大阪を代表する繁華街や近隣の住宅街が商圏範囲で、日中夜含めて述べ150万弱の人口がターゲットとなります。
運営している株式会社SENTOENは入居者がフードデリバリーで成功できるための環境づくりとして「データ分析」「売上サポート」「キッチン設備」の3点に力を入れています。
すぐに開業したい人向けには調理環境が整った「フル」、自分で臨んだ通りに環境作りしたい人向けには「スケルトン」など自由度の高い料金設定もユニークです。
飲食店の開業をサポートする「しょくの杜」が2021年リノベーションによって淀川にテイクアウトも可能なゴーストキッチンをオープンしました。
昔懐かしい定食屋のような外観で建物は3階建になっています。各フロアごとに使用目的が異なり、1階がゴーストキッチン、2階はレンタルキッチン、3階は多目的のフリールームとして貸し出しています。
しょくの杜淀川店には、これまでに台湾料理店やカレー店などがゴーストレストランとしてオープンしていますが、菓子製造許可も得ているため、スイーツ店などでも開業できます。
これまで飲食業全般のサポートをしてきたしょくの杜は、入居者にとっても非常に心強い存在となってくれることでしょう。
2022年4月北区にオープンした新しいゴーストキッチンです。入居可能な店舗数は4店舗と多くはないですが、全てが完全個室の独立キッチンで、プロの料理人でも満足できるハイクラスな厨房環境が整っています。
ゴーストレストランはもちろん、仕込み専門の拠点としたセントラルキッチンやオープン前の試験的なテストキッチンなどでも利用可能です。
FOOD BASE天六は大阪メトロ谷町線天神橋筋六丁目駅からほど近く、路面店です。さらに、イートインスペースも用意されているため、イートインやテイクアウトも含めたマルチなゴーストレストランスタイルも実現可能です。
運営は、飲食店経営のコンサルティングを主な事業としている株式会社キッチン京都です。ゴーストレストランに限らず、飲食店運営に関するプロが母体というのも安心です。
ゴーストレストランで人気のブランドにはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、大阪で人気のゴーストレストランブランドを3店紹介します。
関西のソウルフードの一つでもあるお好み焼き。三代目太閤こなよしはお好み焼き本来の美味しさを追求し、自社独自配合のお好み焼き粉と濃厚ソースで人気を集めています。
特製のソースは和歌山の最高級「南高梅」から造られた梅津を使用。ふんわりとした食感のお好み焼きと絶妙にマッチし、多くの人を魅了しています。
加盟店がデリバリーの注文以外にも収益が得られる「オーナーズボーナス制度」など、ユニークなインセンティブ制度もあります。
高槻バーガーは、大阪府高槻市にある「T’s Star Diner/ティーズスターダイナー」というアメリカ食堂が提供するバーガーのブランドです。
アメリカンバーガーの「高槻バーガー」は、口をかぶりつけないほどのビッグサイズ。また、高槻市の地元の食材を使っているため、子供にも安心して食べさせることが出来ます。
2022年キッチンカーグランプリ優勝、 2020年 チーズバーガーEXPO 1位 、2016年 アメリカ領事館賞など、 多数の受賞に輝いてもいます。
魁!大盛塾は、普通のご飯では物足りない!といった方にぜひお勧めしたいボリューム満点の定食・丼メニューです。
看板メニューである「大盛塾かつ丼」はカツが360g(一般的総重量の3倍)と食べ応え抜群。かつ定食は、「ロースかつ定食」「ヒレカツ定食」「カキフライミックス定食」など豊富なラインナップとなっています。
売上ロイヤリティが0円なので売上を上げれば上げるほど、利益を残すことが出来ます。
たこ焼 元祖【どないやexpress】は全国に店舗を展開する「元祖大阪たこ焼 どないや」のデリバリーブランドです。
シンプルに素材にこだわり続け、徹底的に焼き方にこだわり続けたたこ焼きは、デリバリーでも安定的な人気を誇ります。
レンジがあれば調理できるので、Barやスナックなどのお店にもおすすめです。
現在、huriuri限定キャンペーンにより、加盟金0円で導入可能となっております。
全国にどんどん増えているゴーストキッチンの波は今後さらに拡大していくことが予想されます。
大阪にも数多くの飲食店がひしめきあっています。厳しいコロナ禍を生き延びていくためにも、ゴーストレストランの開業をひとつの有効な手段として検討してみてはいかがでしょうか。
huriuriではデリバリー専門のフランチャイズ本部の情報をまとめていますので、情報収集にぜひお役立てください。
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