野菜も取れるし、食べ応えも抜群の美味しいビビンバを提供する「野菜食人ビビンバ専門店」。
デリバリーFCブランド比較サイトhuriuriでも常に「人気のブランド」に選ばれるFCブランドです。
今回はそんな「野菜食人ビビンバ専門店」の開発者であるGOLD SHIPの吉村 淳平さん(以下、吉村さん)にお話を伺いました。
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関連記事:【野菜食人ビビンバ専門店加盟店インタビュー】飲食未経験からゴーストレストランオーナーへ!
ー現在の事業について教えていただけますか。
2021年の6月から、ゴーストレストランしてフードデリバリー業界に参入しました。元々サラリーマンとして働いていましたが、いわゆる「脱サラ」して始めた形で「野菜食人ビビンバ専門店」というビビンバの専門店のブランドを運営させていただいております。
ー脱サラして始めたとお聞きしましたが、何かきっかけがあったのでしょうか?
私は中卒で社会人として働き始めたんですが、そもそも小さい頃から「高校や大学に行ってまで勉強する」という未来が見えなかったんですね。その時興味のあるものに強く惹かれる性格だったので、中学卒業後は6~7年ほど当時興味のあった競走馬に関するお仕事、その後10年近くアパレルの仕事をさせていただきました。
当時は失敗を積み重ねながらも、小さな成功を繰り返し、無事トップセラーに上り詰めましたが、実はその後にコロナの影響を受けて、身の振り方について考えるようになったんです。この実力とスキルだけでは、今は良くても40~50代になった時に苦しくなるだろうと感じました。
このキャリアを全部捨てて、もう一歩さらに苦しい思いをしてでも、新たなスキルを身につけなければと強く感じたことが「脱サラ」のきっかけです。
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ーフードデリバリー業界を選んだきっかけを教えてください。
巷で言われる飲食業のイメージは、「難しい」「すぐに潰れる」といった内容ばかりだと思います。創業される方は確かに多いですが、お店をたたむ方もそれだけいて、経営が持続しているだけで十分なんじゃないかと言われるほどですよね。
でもそれを聞いた時に、「難しいって言うならやってみよう」と反骨精神のようなものが沸いてしまって。皆が絶対に成功するってお墨付きの業界で成功するよりも良いと思ったんです。
貯金もなければ妻と子供もいて、マンションを買ったのでローンもあるような状態ですので、もっとも初期投資が安く始められて伸びしろのある業界は何か……と考えた時、フードデリバリーを思いつきました。
ーたくさんの業態がある中から、ビビンバをメインにしようと思ったきっかけは何でしょうか。
私は父が日本人、母が韓国人のハーフなのですが、母が10年くらい前に羽田空港の韓国料理屋さんに勤めていたのがきっかけですね。
お腹いっぱい沢山食べたい方や、ダイエットしていて太りたくない方など様々な方が満足できるのが、ビビンバの魅力だと感じました。
ーでは、現在のお仕事はお母様の影響が強いのですね。
そうですね、今の料理長が私の母です。商品開発や企画も母が担っています。お店をはじめるときに一緒に参画してもらえないかと声をかけました。
ー御社の商品について詳しくお聞かせください。
現在はビビンバに使用するナムルは冷蔵で納品させていただいておりますが、夏までには冷凍での納品に変更する予定です。トッピングのサムギョプサル、プルコギは冷凍でお届けして、サッと焼くだけでお出しできるような形ですね。どちらもフライパンで簡単に調理できます。
ただ、フライパンを振る、肉を焼く作業はかなり負担だという加盟店様もいらっしゃいます。もちろん焼きたての肉がもっとも美味しいんですが、どちらをとるかは皆さんの意見を伺った上で、総合的に判断したいと考えています。
あとはグリーンリーフなどのレタスを買っていただいて、簡単にざくざくと切って、ビビンバの上に縁取っていただく。そして温泉卵を乗せて完成というシンプルな工程になっています。
これらは飲食経験のない20代の大学生アルバイトに実際に作ってもらい、誰でも簡単に調理できて、商品の品質にブレがでないか常に検証をしています。
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ーデリバリーで売上を上げるための工夫などは何かしてこられましたか?
皆さんがそうではないと思いますが、うちは運良く最初から注文をいただけたお店だったんです。しかしオペレーションが崩れてしまって、一品出すのに15分かかってしまったり、色々と失敗続きの毎日でした。
ドライバーさんを待たせてしまって怒られたり、悪い口コミがついてしまったり、経験不足は否めないな……という感じでしたね。ドライバーさんからの口コミに「あの店は全然料理が出てこないから、絶対に注文を取るな」と書かれたこともあります。
しかし失敗はしょうがないと割り切って、一つ一つ修正していくことから始めました。さらに大手から個人事業主さんまで、さまざまな方に経営のノウハウやオペレーションのやり方、機械の買い方までなんでも質問して学びました。人件費などの突っ込んだ質問も同じように学び、ようやくあるべき姿が見えてきた気がしました。
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ーFC本部になるきっかけはありましたか?
フランチャイズ本部になるなんて、初めはもう夢のまた夢でした。言ってみれば他人事でしたし、「よその大手がやってること」というイメージでしたね。しかし2021年の12月に今もお世話になっているhuriuri運営の方とミーティングをしまして、そこで「フランチャイズに興味はありますか」と聞かれたんです。
最初は忙しくなりすぎると本業に差し支えるので……と言ったんですが、そういうスモールなイメージでも需要はありますよと言っていただいたので、「じゃあ挑戦してみようかな」と思ったのがきっかけです。
ー直営店とフランチャイズ本部の運営では、また違った苦労があるのではないでしょうか?
そうですね、加盟店様の本業や人材といった事情を組みながら、エリアごとにフィットさせていかなければいけないので。何といってもまずは加盟店様が一番先に幸せにならないといけないと思っているので、それを実現する難しさはあります。
私は現在34歳なのですが、加盟店様は年上の方が多い印象です。
当然人生経験も豊富ですし、事業者・経営者としても経験を積んできている方ばかりです。そういった方々からは良くも悪くも本音が聞こえてこないことが多いです。何か不満に思うことがあっても言い出しにくいので、それを汲み取らなければいけないと思っています。
1人ひとりが事情を抱えた上でやっているので、それを解決するにはどうしたらいいのか、自分のことのように考えています。
ーそこまで一生懸命考えてもらえれば、加盟店側からしたら嬉しいお話ですね。
私自身が、もしフランチャイズに加盟するならそういう人たちとやりたいな、という気持ちが強かったんです。いろんなフランチャイズ本部が増えている中で、本当に素晴らしい本部もあれば、至らない点が多い本部もあると思います。
ー加盟金ゼロで加盟できると伺いましたがこちらにも何か特別な思いがありますでしょうか。
加盟金を20万ないし30万円払って1年間やらなくちゃいけない……となると、もしフィットしなかった時に困りますよね。早々に撤退する決断ができればいいんですが、もし仮に撤退するとなったとき高い授業料を払う必要がでてきてしまいます。
なので私の場合は、「フィットしなかったらいつでもやめられる」という状態でお仕事していただくために、加盟金ゼロを掲げています。もちろん自信もありますから、絶対にご満足いただけるようなサポートは提供させていただくつもりです。
誰にも不幸になってほしくないので、そのためにはコストはかからなければかからないほど良いんです。
ー他社と比べて、フォロー体制が強い印象をもちますが具体的にはいかがでしょうか。
まだまだ加盟店様の数が少ないからできることではありますが、現在は加盟店様のUber Eatsでのレビューは私が全部返信しています。加盟店様からご質問いただいた内容に即答できないときには、Uber Eatsに直接電話して、「ココが分からない」なんて聞いたりもします。出前館も同じですね。
他には食材の卸業者さんが「このエリアは配達できません」って言うなら、もう私が配達しちゃうか……と考えたり。タブレット操作のことが分からない、調理方法が分からないなどのご相談も、24時間365日私に電話してもらえれば可能な限りいつでも対応しますとお伝えしています。
ー加盟店で起きていることは、自分のことのように対応されていらっしゃるのですね。
フードデリバリーを始めたばかりのころは分からないことが多くて当たり前ですからね。いずれ分かってくるようになりますし、それを人に聞くのも当たり前です。もちろんできる範囲には限界がありますけど、加盟店様のことを、自分のこととして考えられるフランチャイズ本部でありたいという気持ちは変わりません。
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ーお客様や加盟店様に真摯に向き合う姿が魅力的だと感じました。このビジネスの将来、目指す場所のようなものがあれば教えてください。
やはり飲食業界で、最初に目指した「こういう人間になりたい」「与えられる側の人間になりたい」という目標は持ち続けています。昔から先輩や上司、お客様などから色々なものを与えられてきたので、今度は自分が……という気持ちです。
フランチャイズ本部としても、一つの事業者としても、人に与えられる強い人間になるためには「自分のビジネスで勝ち切る」という点が重要です。ご縁あって加盟いただいた加盟店様をはじめ、関わる全ての人々にプラスのものを与えていきたいというのが一つの目標としてありますね。
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