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東京ゴーストレストラン

東京でゴーストレストランを運営するならここがオススメ!

特集

近年、デリバリー専門の飲食業態「ゴーストレストラン」が注目されています。同時に、一つの拠点で複数のレストランがシェアして利用できるゴーストキッチンも増えてきています。

ゴーストキッチンは、厨房器具や食材の保管場所が整っており、ゴーストレストランを開業したい人におすすめしたい場所のひとつです。

今回は、東京で増えてきているゴーストキッチンを運営する会社を紹介します。

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東京でゴーストレストラン専用のビルの登場

飲食店のキッチン

ゴーストキッチンは、「シェアキッチン」「クラウドキッチン」などとも呼ばれ、フードデリバリー専門の飲食店、ゴーストレストランが入居できる調理施設です。

近年東京など都心を中心に盛り上がりを見せています。

株式会社SENTOENが運営するKitchenBASE(キッチンベース)は2020年、神楽坂に5階建で21もの店舗が入れる国内最大規模のシェア型ゴーストキッチンをオープンし、話題になりました。

参考記事
デリバリー専用のシェア型クラウドキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」全21キッチン、ビル1棟の超大型2号店を神楽坂に今夏オープン!

こうした複数店舗が入ることのできるシェア型のゴーストキッチンを利用するメリットとは何でしょうか?

まず挙げられるのが手軽にデリバリー専門店が始められるという点です。

通常の飲食店をオープンするには、冷蔵庫やガスレンジなど調理に関するインフラ設備や器材を自分で用意しなければなりません。

しかしゴーストキッチンには、フードデリバリーに必要な環境・設備が最初から整っています。契約を済ませれば、オープンまで最短距離で進むことができるでしょう。

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また、シェア型のゴーストキッチンはさまざまな面でコストを大幅に節約できます。

ゴーストキッチンでは調理場のみの小さなスペースでの営業が可能なため、水道光熱費が抑えられます。

また人員もあまり必要ないため人件費も削減できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

このようにゴーストキッチンでの開業は少額投資でスタートできるため、多額の借入をする必要がありません。投資が少なく、撤退しやすいことで挑戦するハードルも下がります。

ゴーストレストランをオープンする場所として、ゴーストキッチンはスモールスタートしたい人に向いているのです。

東京でゴーストキッチンを運営している会社を紹介

飲食店のキッチン2

近年増えてきているゴーストキッチン。運営している会社はフードデリバリーを得意とした会社以外にも、大手不動産会社であったり外資系大手などさまざまです。

ここでは、東京を中心にゴーストキッチンを展開している会社を5つ紹介します。

KITCHEN WAVE(キッチンウェーブ)

キッチンウェーブは五反田にあるゴーストキッチンです。

ソーシャルメディアやシェアリングエコノミー事業などを展開する株式会社ガイアックスが、2021年にゴーストキッチン韓国大手の「WECOOK」と提携し立ち上がりました。

五反田は3km範囲内と言われているデリバリーの商圏エリア内人口が渋谷よりも多く、ゴーストレストランをスタートするのに最適なエリアのひとつです。

キッチンウェーブでは、入居者のニーズに応えられるよう料金体系が2つ用意されています。

初期費用を抑えられる代わりに売上で料金が変わる「レベニューシェアモデル」や定額で支払い可能な「シェアキッチンモデル」から選べます。月額費用は¥125,000からとなっています。

日本だけでなく、韓国で培われたフードデリバリーノウハウも習得できるのはキッチンウェーブならではの特徴といってよいでしょう。

Kitchen BASE(キッチンベース)

キッチンベースは国内最大級のゴーストキッチンで、1拠点で20以上のキッチンが入居可能です。

東京を中心に着実に拠点を増やしており、業界のリーディングカンパニー的な存在と言ってもよいでしょう。運営は株式会社SENTOENです。

キッチンベースは入居者がフードデリバリーに専念しやすい環境作りに注力しています。

例えば、日夜で2回転させるユニークな営業形態、キッチンベース独自の注文管理システムによるデリバリー配達員の手配、そして入居者同士のコミュニケーション促進などさまざまな取り組みを行っています。

売上支援の相談なども積極的に行なってくれるため、入居者は安心して料理とサービスの向上に専念できるのです。

料金体系は「フル」「ハーフ」「スケルトン」と店舗作りの自由度によって設定されています。画一的な設備の中での営業が求められるゴーストキッチンの中で、自分のやりたいことが実現しやすい環境と言えるでしょう。

ゴーストレストラントーキョー

2022年3月に水道橋でオープンしたばかりのゴーストキッチンです。

ゴーストレストラントーキョーには一般的なシェア型のキッチンスペースに加えて、1時間単位で使用可能なキッチンも用意されています。

そのため、1日限定のキッチンカーでの出店やYouTubeの撮影などにも利用可能です。

デリバリーサービスに複数登録したいときも、タブレット1台で全て管理できる独自システムを組み込んでいるので便利です。

使い方もしっかりサポートする体制が整っています。一般的にゴーストキッチンは複数店舗が入居しているので安全面で不安が残ります。

しかし、ゴーストレストラントーキョーには監視用カメラの設置や利用者のスマホで施錠できるエントランスなどセキュリティーにも力を入れています。

母体の株式会社ランデスホールディングスはIT系の企業で、アプリやタブレット操作などに関するサポート体制も万全です。

CITY KITCHEN(シティキッチン)

シティキッチンは東急不動産のグループ会社「東急リバブル」が運営しています。

拠点は大型複合施設や飲食店や高級マンションが集う六本木にあります。

不動産事業を専門とする同社が空きスペースの活用対策として2021年にスタート。豊富な不動産情報を武器に、デリバリーに最適な立地としてワインバーを改築して立ち上がりました。

不動産企業らしい独自の取り組みが特徴で、シティキッチンに入居しているブランドを東急リバブルが保有するマンションで宣伝したり、実店舗での独立時には優良物件を紹介するサポートなどを行っています。

他業界からの参入ではありますが、ゴーストレストランのメリットでもある低コストでの運営や入居者同士の交流を支援するなど競合に勝るとも劣らない仕組みが整っています。

DELICIOUS FACTORY(デリシャスファクトリー)

デリシャスファクトリーでは、出店費を50万円からと低額に設定しながらも完全個室の独立型かつプロ仕様の調理場環境が整っています。

運営の株式会社フードテラスはゴーストキッチンだけでなく直営のゴーストレストランも持っており、入居者と同じ目線でのサポートもひとつの武器となっています。

一般的にゴーストレストランはデリバリー専門という位置付けでしたが、デリシャスファクトリーではテイクアウト用のカウンターも用意されています。

デリバリーとテイクアウトは相性が良く、デリシャスファクトリーでは兼業している店舗の方が売上を伸ばしているという実績もあります。

顧客単価が高い世田谷エリアで出店できるのも魅力です。

東京でおすすめのゴーストレストランのブランドを紹介

焼きチーズカレー専門店【チーズとスパイスと私】

国民食ともいえるカレーをさらに美味しくアレンジした焼きチーズカレーのブランドです。

原料となるカレーは全て時間をかけた手作りでマイルドな味からスパイシーな味まで幅広く用意されています。

また、カレー4種とチーズトッピングをあわせて、メニュー数20種類と多種多彩の味を楽しめるためリピーターも多いブランドです。

完全調理したカレーが冷凍された状態で届くため、電子レンジで温めるだけで調理が完結します。その為、一切仕込みがいらず、 仕込みにかかる手間、人件費をかけずに運営できます。

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GRIT TODAY

GRIT TODAYは、サラダ激戦区の恵比寿で勝ち抜き、年商3000万円以上、年間2万食を売り上げるサラダ専門店です。現在、huriuri限定特典として、通常合わせて20万円かかる加盟金、保証金がなんと20店舗限定で0円で開業できます。

一番人気の商品は「マイルド・チキン・シーザー」で、絶妙な酸味の中にもコクを感じるマイルドなシーザードレッシングを使用した定番サラダです。軽く焼き上げたチキンとナチュラルチーズ&パルメザンチーズの相性は抜群。クルトンやフライドオニオンのザクザクとした食感も楽しく、最後まで飽きの来ない一品です。

この本部の強みは、多数メディア、SNSでの露出による圧倒的な集客率です。UberEatsではほとんどの店舗で4.5以上の評価を獲得しており、リピート率も65%と安定的な売り上げが期待できます

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信州そば たらふく庵

​​​​信州そば たらふく庵」は、信州そばがデリバリーで楽しめると話題のブランドです。

旧国名で言うと、信州とは長野県にあたります。長野県は、昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい山地の畑がそばの栽培に適しており、良質の蕎麦が取れることから“信州そば”として有名になりました。

このブランドの強みは、保管場所が狭くて済むという点です。蕎麦は常温で保存が可能なため、冷蔵庫や冷凍庫は必要ありません。そのため、小さな店舗でも在庫管理が簡単です。

また、蕎麦は茹で置きが可能であるため、事前に準備をしておけば、注文から0分で提供が可能です。一人でゴーストレストランを営業しているワンオペ店に適したブランドと言えるでしょう。

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絶品麻婆丼 酒と麺~ときどき中華~

本部の「酒と麺~ときどき中華~」は大阪に店を構える中華料理店。料理人歴25年以上のオーナーが営み、地元で人気のお店で、加盟金、保証金ともに0円です。

圧倒的人気商品は、看板メニューの「麻婆丼」。ピリッと辛いあんに、どっさりと乗った豆腐が食欲をそそります。

このブランドの強みは、その調理工程の簡単さにあります。必要な調理器具は、ガスコンロ、フライパン、フライヤーのみ。調理食材の仕込みをする必要もなく、煮て混ぜるだけで本格的な麻婆豆腐を再現することができます。

料理は5分程度で完成するため、他のブランドとの掛け持ちもできます。容器提供や初期研修もしてくれる安心のブランドです。

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チーズキンパ専門店【ジョウンキンパ】

開発シェフに元リッツカールトンのシェフや元有馬温泉の料理長を有する株式会社NEKONOTEの人気ブランドです。

チーズキンパは、ピリ辛ご飯にとろーり伸びるチーズがマッチした韓国式海苔巻きで、本場韓国や新大久保でも人気のメニューです。

全9種類のチーズキンパは全てレンジアップのみで調理が可能。アルバイトだけの店舗でも調理未経験の方でも簡単に始める事ができます。

加盟していただくと、店内、お持ち帰り販売もできます。

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まとめ

東京タワー

ゴーストレストランが流行の波に乗り、ゴーストキッチンも数を増やしてきています。まだ創成期ではありますが、この先伸びていく可能性を存分に秘めています。

ゴーストキッチンは全て同じように見えて、立地や環境、料金体系など運営企業によってさまざまです。自分がどんなゴーストレストランを開きたいのかを明確にし、照らし合わせながら最適な場所を探すようにしましょう。

美味しくてユニークなデリバリーブランドもたくさん生まれてきています。今後のゴーストレストラン業界の情報に要注目です。

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