この度、私たちフリウリは、さらにユーザーさんに寄り添ったサービスが提供できるよう、「ゴーストレストラン」を始めることにしました。
そして、今後ゴーストレストラン開業を予定している方に、少しでもお役に立てるよう、ゴーストレストラン開業までのタスクを発信していこうと思います。
今回は、ゴーストレストランを開業するまでの今後の具体的な取り組みや、ビジョンを共有しようと思います。
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改めて、新ビジネスの目的を明確にするために「ビジネスコンセプト」を立てます。
今回は以下の5W1Hの項目に沿ってコンセプトを固めていきます!
Why : なぜ始めるのか
Who : ターゲットは誰か
Where : どこでするのか
What : 何を提供するのか
When : いつ始めるのか
How : どのようにするのか
新たな収益源を生み出すための事業拡大という側面もありますが、自社でゴーストレストランを運営することで、既存のサービスの品質向上につながるのではないかと期待してます。
私たちは、現在、フードデリバリーフランチャイズの本部と加盟店のマッチングサービスとUberEatsの売上コンサルティングサービスの2つの事業を展開しており、どちらも飲食店経営者が顧客対象になります。
これまでになかった現場のノウハウを既存サービスに取り入れ、さらなる顧客中心のサービス展開に努めていきます。
コロナ禍の外食制限により、需要が急増したフードデリバリーは、コロナ禍から回復し始めている現在も、多くの方が活用しています。フードデリバリーの需要は、特に単身世帯や、共働き世帯で高く、私たちのゴーストレストラン事業も、それらの世帯をターゲットとして、立地決め、商品展開をしていきます。
東京都 世田谷区 三宿 (池尻大橋から徒歩12分)
📌 お店の立地はフードデリバリーの売上を大きく左右します。ビジネスプランを立てる際は、立地選びを慎重に行いましょう。基本的にはデリバリー需要の高い住宅街がおすすめです。
市場調査に基づき、まずは2業態のレストランを開く予定です。
📌 huriuriでは、お店の住所を打ち込むだけで市場調査ができる、「市場調査ツール」が利用できます。お店の物件が決まったらぜひ利用してみてください。
2023年8月上旬、ゴーストレストラン開業を予定しています。
商圏調査は、顧客を理解するために非常に大切です。お客さんの年齢層、性別、家族構成の情報は、提供する商品検討する際に役にたつはずです。
また、複数の候補から物件を決める際の、判断材料の一つとすることもできます。
デリバリーの商圏はエリアによっても若干違いがありますが、UberEatsの配達範囲は約3kmほどと言われています。今回は半径3kmを商圏として調査します。
※独立行政法人統計センターが提供している「jSTAT MAP」を利用することで無料で商圏分析ができます。
◾️商圏内の人口と世帯数
当然、商圏内に住んでいる人口、世帯数が多い方が、その分フードデリバリーの利用者も増えると考えられます。
◾️商圏内の世代別人口割合
フードデリバリーは20代〜40代の利用率が高いため、20代~40代の人口割合に着目すると良いでしょう。私たちのゴーストレストランの商圏は20代~40代の人口割合が約半数の49%を占めています。
◾️一世帯あたりの人員数
単身世帯の方がフードデリバリーを頻繁に利用する傾向があります。一世帯あたりの人員数が一人の世帯数の数に注目しましょう。
※以上のデータは選択エリアがかかる地域を抜粋して集計を行っています。
店舗のある地域でどんな業態が人気で売れやすいのか調査する必要があります。これは、のちにブランドを選定する際に非常に役に立ちます。
以下のグラフは私たちのゴーストレストランの地域の市場調査結果を表しています。
横軸が「特定の業態店舗/全店舗数」を示して、縦軸が「特定の業態の店舗のうち、UberEats評価+100の店舗数/特定の業態の店舗数」を示しています。つまり、左上にある業態ほど、人気で競合の少ない業態であるといえます。
市場調査を独自ですることが難しい場合は、ぜひフリウリの市場調査ツールを使ってみてください。お店の地域を検索するだけで無料で市場調査が行えます。
目標とする利益額を達成するためには、どれくらい売り上げる必要があるのか理解することはとても大切です。
具体的な数字がわからなくても、はじめに大まかに売上計画を立てるだけで、ビジネスの進行方向が明確になり、それに基づいた具体的な行動計画が作れるようになります。
この売上計画は、ブランドの選定、物件探し、マーケティングキャンペーンの設計など、日々の意思決定を助け、全体のビジネス目標にどれだけ適合しているかを評価するための道しるべとなります。
今回は、ゴーストレストランのビジネスプランを作成していきました。今後のビジョンを明確化できたとともに、調査不足のところや、検討不足のところが見えてきました。次回は、ゴーストレストランを開業する上で必要な資格の申請をしていきます。関連する法律についても解説していきますのでぜひご覧ください。