ゴーストレストラン開業に必要な初期費用ってどれくらい？
ゴーストレストランの経営をしてみたいけれど、どのように開業すれば良いのか分からないという方向け。
今回、デリバリーフランチャイズブランドを多数取扱い、自社でもゴーストレストランを運営しているるhuriuri（フリウリ）から、どのような手順を踏めば最短で開業できるのか、実際の経験を元に解説します。
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ゴーストレストランを開業してみた！リアルな開業方法を紹介
まず、この記事を見ているアナタが一番気になっているであろう、ゴーストレストランの開業にあたって必要な条件や資格、申請方法について
弊社がゴーストレストランを実際に開業・運営するまでの道のりを記事にしていますので、そちらの内容を交えて解説していきます。
開業STEP1：ビジネスプランを作成する
どんなビジネスでもそうですが、まずは「ビジネスプラン」を作成しておくことをオススメします。
ビジネスプランとは何かと言うと、
- 誰に向けて
- どんなものを
- どこで
- どのように
- いつから
売るのかを決定し、
・いくらぐらい儲けたいのか、それは実現可能な範囲か
ということまで落とし込んでおきます。
これはゴーストレストランの開業でも同じで、上記のような売上を得るためのコンセプト（＝なぜそのビジネスをやっているのか）をまとめておかなければなりません。
Excelや手書きのメモなど何でも構いませんので、必ず残しておきましょう。
ゴーストレストランの開業時にプランを作成しないデメリット
ちなみに、ゴーストレストランの開業時にこのようなビジネスプランの作成を面倒くさがったとすると、どのようなデメリットが発生するのかお伝えしておきます。
それは
- コンセプトがブレブレで固定客がつかない
- 消費者に対するちょうど良い値決めができない
- 月々の運営に必要なキャッシュフローの見極めができない
ザッと考えられるだけでもこのようなデメリットがあり、それぞれが店舗運営において重大な赤字リスクをアナタにもたらす可能性があることは理解いただけると思います。
上記のように将来の倒産リスクを極力回避するため、ビジネスプランはしっかりと作成しておき、後々何度でも見返せるようにしておきましょう。
店舗を運営していると見返す暇なんてないとお思いかもしれませんが、経営者たるもの初心を忘れることなんてありませんから、見返すものです。
もっとこの情報について知りたい方は以下の記事も併せて読んでみてください。
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https://huriuri.com/news/20006
開業STEP2：ゴーストレストラン開業に必要な資格を取る
ビジネスプランが出来上がったら次は、必要な資格を取り物件を決めていきます。
飲食物を提供するお店には以下2つの資格が必ず必要ですので、注意してください。
- 食品衛生責任者
- 保健所への届け出
アナタが「食品衛生責任者」の資格を持っておられるのであれば、保健所への届け出から始めれば良いでしょう。
一方、アナタが以下の資格を持っておられなければ、資格の取得から動く必要がありますので数ヶ月は開業までに余裕を持たせて動きましょう。
取得に関する情報について、より詳しく知りたい方は以下の記事も併せて読んでみてください。
弊社が食品衛生責任者の資格を取る際に踏んだステップを詳しく記載していますので、役立つと思います。
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https://huriuri.com/news/20007
ゴーストレストラン用の物件選び
ゴーストレストランと一般的な店舗では、物件選びのポイントが異なります。
一般的な店舗は、多くの顧客を引き寄せるために繁華街や人の往来が多い場所を選ぶことが多いでしょう。
一方、ゴーストレストランはデリバリーサービスを主軸としているため、住宅街に近い場所が望まれることが多いです。
ゴーストレストランの主戦場はネットの場であり、建物の階数や広さなどの細部の条件はそれほど重要ではありません。
したがって、物件の選び方は比較的柔軟であっても問題ないでしょう。
ゴーストレストランを開業する場合、物件自体の条件よりも、そのエリアでのデリバリー需要が高いかどうかを重視した方が賢明でしょう。
ゴーストレストランの自宅開業は可能？
気になっている方が多いテーマですので、念のため記載しておきます。
結論から言うと、ゴーストレストランを自宅で開業することはできます。
実際に、huriuri（フリウリ）のゴーストレストランも住宅の一部を改修したものです。
ただし、現状の自宅のキッチン設備で直ちに開業できるというわけではありません。多くの場合、大がかりな改修工事が必要となります。
自宅の調理場と言えど、飲食店ですので各地方公共団体が設ける調理設備の基準や衛生基準を遵守する必要があるからです。
開業STEP3：加盟するフランチャイズブランドを決める
ゴーストレストランの運営をしていくのに必要不可欠なのが、「どのフランチャイズブランドに加盟するか」です。
自店舗の売上を「どの商品で作っていくのか」を検討する段階です。
弊社huriuri（フリウリ）は、ゴーストレストランの開業時にオススメできるフランチャイズブランドの掲載数が業界No1ですから、
これから始めようとしておられるフードのジャンルや気になるフランチャイズを検索してみてください。
または、窓口にご相談いただければプロのアドバイザーが、アナタの業態や地域にピッタリ合ったフランチャイズブランドを提案することも可能です。
お気軽に相談してみてください。
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https://huriuri.com/news/20008
開業STEP4：スタッフを雇用し研修する
売るブランド（商品）、売る場所が決まったら最後にスタッフの雇用です。
おひとりで運営していくのであれば不要ですが、それだと休憩も満足に取れないかもしれません。
ゴーストレストランを運営しているということはつまり、経営者であるということですから、アナタがやるべきことは調理だけではありません。
経営も踏まえて、店舗に何人のスタッフが必要で、どのようにオペレーションを仕組化しておけば良いのかは開業までに検討しましょう。
ゴーストレストランを開業するメリット・デメリット
続いて、ゴーストレストランを開業することで得られるメリットと、気を付けなければリスクとなるデメリットの部分について紹介していきます。
ゴーストレストランを開業するメリット
経営者の目線から、ゴーストレストランを開業するメリットは以下の3つです。
- 店舗運営よりもスピーディーに開始できる
- 初期の売上が立ちやすく不安が少ない
- 低コストで売上が立つ
一般的な飲食店を運営する場合、居ぬきで良い物件があったとしても内装や看板などを改修する費用と時間がかかります。
また、開店したからと言ってすぐ人がくるなんてことあり得ませんから、SNSを毎日投稿したり、ビラを配ったりと絶え間ない努力が必要です。
そうこうしながらも人が動くということはコストですから、人件費などのコストがかかり、とても大変です。
が、ゴーストレストランであれば、上記のような一般的な飲食店が持つ開業時の悩みや不安をあまり感じずにスタートすることが可能でしょう。
ゴーストレストランを開業するデメリット
続いて、ゴーストレストランを開業する際のデメリットについて解説します。
- 加盟するFCブランドで売上が左右される
- 顧客が定着しづらい
- 怪しい印象がある人もいる
最近はかなり浸透してきている印象ですが、「ゴーストレストラン」という響きが悪いのか、まだまだ「なんだか怪しい飲食店じゃないか」と疑ってしまう方もいるようです。
また、基本的に対面接客はありませんから、お客様とのコミュニケーションが図り辛くリピートの獲得に苦心するかもしれません。
最後に、加盟するFCブランドによって加盟金が高かったり、フォローが全然なかったりする場合もあり、加盟するブランドによって売上が左右されてしまうのは気を付けておくべきポイントです。
ブランドの選択でお悩みになられたら、弊社huriuri（フリウリ）へ遠慮なくご相談ください。
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まとめ
以上、今回はゴーストレストランを開業したいと考えている方に向けて、実際に開業してみた際の記録を元に、必要なステップを具体的にお伝えしました。
ゴーストレストランは一般的な飲食店と比べ、開業コストをリーズナブルに抑えてスタートすることができる点が大きな魅力です。
敷居が高かった飲食店の開業ハードルがグンと下がったことで、近年ゴーストレストランを運営する方も増えています。
弊社が持つ様々なノウハウを元に、アナタに最適な道筋をお伝えできますので、ぜひ一度ご相談下さい。
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