渋谷は「若者の街」「賑やかな飲食店や人が集まる街」といったイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。
ただ、渋谷周辺には恵比寿や広尾、中目黒など東京の人気スポットが集中しており、幅広い属性のターゲットが存在しています。
渋谷でゴーストレストランを開業して成功する可能性はどれぐらい眠っているのか?土地柄をまとめた上で渋谷でおすすめの物件やフランチャイズブランドなどを紹介します。
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渋谷駅周辺は渋谷ヒカリエなどの複合商業施設が充実していますが、繁華街を少し離れればマンションや住宅街があり落ち着いた住環境が広がっています。
渋谷区には、渋谷駅周辺の賑やかなイメージとはまた違った表情のエリアもあります。例えば、恵比寿ではお洒落なレストランやカフェが集中して落ち着いた大人が集うエリアであり、神山町もお洒落なカフェなど良質な飲食店があり、閑静な場所を好む若者を中心に隠れた人気エリアとなっています。
都市的な一面だけでなく、自然豊かなスポットもあります。代々木公園ではお花見などのイベントが定期的に行われ、近くにある明治神宮もパワースポットとして有名で1年を通して国内外から人が集まります。
このエリアに住んでいる人は、20~30代の単身世帯が約6割を占めています。家賃が平均的に高額で、IT会社や保険会社に勤めている方が多く集まっています。街中は休日こそ日中からにぎわいますが、平日は夜の時間帯が特に賑わいます。
以上のことを踏まえると、渋谷区には幅広いターゲット層がおり、ゴーストレストラン成功の可能性を秘めているエリアだと言えます。デリバリーニーズの高い中目黒付近にも商圏に入る点も魅力的です。
渋谷は流行りにも敏感な街なので、運営しながら売り方や商品を試行錯誤していきたいという方におすすめのエリアです。
ここまで渋谷区とはどんな街かをご紹介しました。ここからは渋谷区でゴーストレストランの出店を検討中の方におすすめのゴーストキッチンを3つ紹介します。
京都、福岡を拠点としていた株式会社BeChefが2020年9月3日に3施設目となるシェアキッチンを渋谷の神宮前にオープンしました。
入店可能な店舗数は6店舗で、設備はシンク・ガスコンロ・IHコンロ・冷蔵庫・スチームコンベクションオーブン・フライヤーなどが整っています。なお、デリバリーだけでなく、テイクアウトの受付も可能です。
初期費用や退去費用が完全無料であるため、低リスクでスタートできます。最短で3ヶ月とやや時間はかかるため、早めに応募するようにしましょう。
BeChef SHIBUYAはメニュープランやECサイトの運用、SNSの活用などPRの面も含めたサポートも請け負っています。未経験でも安心して入店できるゴーストキッチンといえるでしょう。
GRUB’sUP kitchensは2022年4月にリニューアルオープンした桜丘町にあるゴーストキッチンです。運営は株式会社リバティフィール。
リニューアルによってキッチンスペースを従来の約50%(2.5坪)拡大し、さらに窓を増設するなど閉窓感を感じずに快適に作業ができるようになりました。実際に1つのキッチンで複数のブランドが運営可能となっています。
そして、毎月の支払いは定額のキッチン利用料のみで水道・ガス・光熱費はかかりません。また、ロイヤリティによる利用料もありません。
渋谷駅から徒歩6分の場所にあり、周辺の恵比寿や中目黒、代官山など高所得者層かつデリバリーニーズが特に高いエリアで挑戦できるのも、魅力のひとつです。
入居可能店舗jは2店舗と規模は大きくありませんが、好立地であり良い設備が整っているので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
株式会社SENTOENが出店しているKitchenBASE中目黒は、それぞれのキッチンが壁で仕切られただけの開放感のある空間が人気のゴーストキッチンです。
他の入居者とコミュニケーションが取りやすい環境にあり、同志と切磋琢磨して頑張りたい方におすすめの店舗です。1つのキッチンにつき1.8~2.3坪のスペースが用意されています。入居可能店舗数は全部で4つ。また、配達エリアも渋谷区から南部を中心に、中目黒、青山、広尾、恵比寿、目黒、祐天寺、学芸大学、三軒茶屋など広く対応しています。
Kitchen BASEは都内8店舗、大阪1店舗と展開しており、合計190キッチンを抱える国内でもトップクラスのゴーストキッチン施設です。これまでに厳しいコロナ禍でも着実に成功を重ねている実績とノウハウがあるため、安心して勝負できる環境が整っています。
ここまで渋谷区についてやおすすめのゴーストキッチンを紹介してきました。
最後に渋谷区で人気のおすすめのデリバリーフランチャイズを紹介します。
厳選するにあたって、huriuriが独自で開発した市場調査専門のツールを使用し、渋谷区で人気のブランドを自動でピックアップしております。
※テリトリー制により、すでに当該エリアに加盟店がある場合は、加盟いただけないことがあります。
みゆき食堂は国産鶏を使用したカツ弁当のデリバリーフランチャイズです。実店舗も構えており、総席数20席と小さめですが地元の人に人気の隠れ家的存在のお店です。
調理工程としては、こだわりのカツを揚げて盛り付けるだけなので、現体制のまま導入しやすくなっています。また、加盟金や月額のロイヤリティも発生せず、仕入れ費用のみでスタートできるので、導入しやすいデリバリーブランドの中でもより低リスクでスタートできます。原価率も18〜26%と低く、高い利益率が期待できます。
デリバリーブランドとしての認知度はまだまだ低いかもしれませんが、UberEatsでの評価は4.6と高く、今後さらに成長していく可能性を秘めています。
もぐもぐモンスターはハラミたっぷりの丼料理をメインとしたデリバリー専門店です。5分以内で調理できる簡単レシピで、未経験のアルバイトスタッフでもすぐに覚えられます。UberEatsや出前館での評価は高く、公式認定ブランドとして認められています。
運営の株式会社MONSTERは合計で4ブランドを運営しており、複数ブランドの運営も可能です。そうすることで「焼肉・ステーキ」「寿司」「から揚げ」と日本人が好きな料理1~3位を網羅することができます。
実際に顧客のリピート率が70%を超えており、緊急事態宣言が解除された後も安定的に運営ができています。手厚いサポートも用意されており、最短2週間でオープンできるため、とにかく早くデリバリー事業を始めて売上をあげたい!というスピード重視の方におすすめです。
絶品麻婆丼 酒と麺~ときどき中華~は本格的な麻婆丼が楽しめるデリバリーブランドです。大阪に実店舗を構えており、酒と中華料理が楽しめるお店として親しまれています。
名前の通り、辛さとコクが評判の麻婆豆腐がおいしいと好評です。メニューの種類も豊富で、UberEatsでは評価が星4.7と高評価。
調理工程は煮る、混ぜるとシンプルで、ガスコンロ、フライパン、フライヤーの設備があれば導入することができます。
炒飯や餃子に春巻、さらにはチーズカレーや唐揚げなどキャッチーなラインナップなので高単価にも期待できます。
そばは昔から出前で注文する料理として親しまれてきました。その流れからデリバリーフランチャイズとしても人気業態のひとつです。
たらふく庵は信州そばを得意としたデリバリーフランチャイズブランドです。
通常サイズのもりそばでも440gと一般的な量の2倍、大盛はさらに3玉分とボリュームたっぷりな内容。それでいて、調理工程は麺を茹でる湯せんのみで簡単です。
また、最終調理段階の材料が届くため、ロスを出すことなく誰でも始めることができます。
設備もガスコンロ、IHコンロ、電子レンジがあればいいため導入しやすいフランチャイズブランドです。実際に東京を中心に北海道から福岡まで着実に導入店舗が増えています。
渋谷区は賑やかな雰囲気が好きな若者から落ち着いた大人まで幅広い層の人たちが集まる街です。商圏としても渋谷、恵比寿、代官山、中目黒と東京を代表する繁華街が密集しています。
ゴーストレストランを開業するエリアとしては、デリバリーニーズが高く大きな可能性を秘めています。反面、それはライバルも多いことを意味します。人気のフランチャイズやゴーストキッチンを選択することも大切ですが、ブランド名に頼らず、「美味しい料理を届ける」という基本を忠実にこなし、ルールの範囲内で効果的なPRをしていくことが重要です。
まずは、今回おすすめしたブランドを含めて情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
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