「ゴーストレストラン」という営業形態が最近話題になっています。
ゴーストレストランとは、実店舗を持つことなく、デリバリーのみで料理を提供する営業形態を指します。
ゴーストレストランの開業方法には、大きく分けてオリジナルブランドの開発、フランチャイズ加盟の2つがあります。
今回の記事ではゴーストレストランのについての概要と、ゴーストレストランをフランチャイズ(FC)で開業するメリットについて解説していきます。
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実店舗をもつことなく、デリバリーのみで料理を提供する「ゴーストレストラン」
ゴーストレストランを開業することには大きく3つのメリットがあります。
①開業資金を抑えることができる
実店舗をもつ場合の初期費用は、場合にもよりますが、約1000万〜2000万円かかると言われています。さらに、実店舗をもつ場合、客席があるので、ホールを担当する従業員が必要となり、人件費もより多くかかってしまうことになります。
しかし、ゴーストレストランで開業する場合、客席を作りこむ必要や大きな看板を設置する必要がないため、初期費用を50万〜300万円に抑えることができます。また、デリバリー専門であるため、実店舗と比べて、人件費がかさむことはありません。
②接客をする必要がない
実店舗の飲食店は、人間関係が命です。お客さんとコミュニケーションが取れなければ、リピーターのは下がりますし、従業員とうまくやっていかなければ、すぐに辞めてしまい、人材不足に陥ってしまいます。
今まで、飲食店の開業を諦めていた人たちの中には、人間関係による失敗を恐れていた人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、ゴーストレストランでは、接客をする必要がありません。客席がないため、従業員を多く雇う必要もありません。
③立地による影響が少ない
実店舗をもつ場合、店舗の立地はとても重要になってきます。もし、店舗が人通りの少ない通りや競合店の目の前にある場合、集客は非常に難しくなって来ます。
しかし、ゴーストレストランの場合は、お客様とお店は完全にオンライン上でのやり取りです。お客様は、どのお店を選ぼうと、デリバリーの配達員が自分の家まで届けてくれるため、調理場がどこにあるかということは重要ではありません。立地による影響が少ないため、住宅街や路地裏、ビルの空中階などで営業することで家賃を抑えることも可能です。
もちろん、そもそも人口が少なかったり、お店が出している料理のニーズが少ない地域の場合は、ゴーストレストランであったとしても立地の影響を大きく受けます。
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次に、ゴーストレストランのデメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
①集客が難しい
ゴーストレストランは実店舗よりも目立ちにくいという特徴があります。
ゴーストレストランは、実店舗をもたない営業形態。実店舗のように、看板や店舗それ自体など、あるだけで通りすがりの人の目を引くものはありません。オンライン上にはたくさんのお店が掲載されているため、目に止まりにくいことも事実です。
そのため多くの顧客を獲得するには、Uber Eatsや出前館などの各デリバリープラットフォームでの集客ノウハウを身につける必要があります。
②デリバリー代行の手数料がかかる
ゴーストレストランでは、配達を代行するデリバリー代行サービスへの手数料を支払う必要があります。
様々なデリバリー代行サービスがありますが、やはり二代巨頭はUber Eatsと出前館でしょう。
一つの注文あたりの手数料は、Uber Eatsが注文総額の35%、出前館が40%(サービス利用料:商品代金の10%、配達代行手数料:30%)となっています。
では、ゴーストレストランの開業にはどのようなパターンがあるのでしょうか。大きく分けて2つのパターンが考えられます。
①オリジナルブランドを開発する
ひとつめは自分でオリジナルブランドを立ち上げて出店する方法です。
自分が自信を持っている商品やデリバリー市場で人気の商品などを参考に自ら商品構成を検討し、出店します。
料理の腕に自信があったり、商品開発が得意な方におすすめの方法です。
ただし、フードデリバリーではお客様に直接商品を見ていただくことが出来ないので、思わず食べたくなるような写真撮影や、Uber Eatsや出前館などでお店を上位表示させる手法なども自ら学んでいく必要はあります。
②フランチャイズに加盟する
フランチャイズに加盟してすでに実績のあるブランドで開業するという方法もあります。加盟金やロイヤリティを支払う必要がありますが、ブランドの知名度やノウハウを生かして高い売上を目指すことが可能です。
フランチャイズ本部に加盟すると既に本部が開発した商品を販売できるので、メニュー開発に時間や資金をかける必要がありません。また、最近ではデリバリープラットフォームへの出店準備も代行してくれる本部も多くあります。
(▱ 「フランチャイズ」の意味とは?)
ゴーストレストランを開業する場合、フランチャイズでの開業がおすすめです。
なぜなら、フランチャイズに加盟するとゴーストレストランの特徴を最大限に活かすことができるからです。4つの項目に分けて詳しく解説していきます。
● 複数ブランド運営で売上UPが期待できる
ゴーストレストランでは、オンライン上での出店となるためひとつのキッチンで複数のお店を開業することが可能です。
例えば、唐揚げのお店、韓国料理のお店、スイーツのお店を同時に運営することができます。複数の業態のお店を運営する大きなメリットは、幅広い顧客層にアプローチできるので、注文数のUPが期待できることです。また、複数出店することで、市場の変化や原材料の高騰によるリスクを下げることにもなります。
複数業態の商品開発、出店準備を行うことは途方も無い時間と労力を要しますが、複数のフランチャイズブランドに加盟することで、それらの工程を行う必要がなくなります。
また、一般的にフランチャイズで開業する場合、一つの本部に加盟しますが、ゴーストレストランのフランチャイズの場合、複数の本部に加盟できるのもひとつの特徴です。
● デリバリーに精通したフランチャイズ本部の増加
ゴーストレストランはデリバリーのみでの販売となるため、フードデリバリーに関するある程度の知識が求められます。しかし、最近ではデリバリーに精通したフランチャイズ本部が増加しており、デリバリーの集客ノウハウも提供してもらうことが可能です。
また、デリバリーに特化したブランド開発も進んでおり、完成後少し時間が経っても美味しく食べれるメニューや加盟店側の調理オペレーションの負担が少ないメニューなど、日々進化しています。
本部のサポート体制、ブランド開発は今後も発展していくと考えられます。
huriuriでは、デリバリーに特化したFCブランドを多数掲載しているのでぜひご活用ください。
先ほども説明したように、特に未経験からゴーストレストランを開業する場合は、フランチャイズで開業するのが、最もリスクが低く、安心であると言えます。
では、どのようにフランチャイズブランド(本部)を選べば良いのでしょうか。見るべきポイントは三つあります。
①お店の地域に適しているか
フランチャイズブランドを選ぶ際、ブランドの実績に目が行きがちですが、「自分の地域で売れるかどうか」という観点を忘れてはいけません。
どんなに目を引く実績があったとしても、地域の顧客の特性と会っていなかったり、既にその業態の店舗が飽和状態にある場合は、売上が立たない可能性があります。
市場の特性を理解し、どんな業態が需要があるのか見極めた上でブランドの選定を行いましょう。
②しっかりとしたサポート体制があるか
フランチャイズ本部が提供してくれるサポートは本部によってさまざまです。具体的なサポート内容としては、食材提供、容器提供、プラットフォーム出店代行、初期研修、マーケティング支援などがあります。
フランチャイズ本部を比較して、自分に必要なサポートが充実している本部を選びましょう。
③どのくらい信頼できるか
フランチャイズ本部を選ぶときのポイントとして、本部の信頼度を確認しておくことも大切です。
例えば、フランチャイズ本部はもちろん、どんどん加盟店を増やしていきたいので、あなたに「他の加盟店がどのくらい成功しているのか」や「どのくらいの利益が見込めるか」などを契約時に説明してくれるでしょう。
しかし、重要なのは「開業の際のリスク」や「他の加盟店の業績」、「具体的なサポート内容」です。契約の際、直接聞いて見ると良いかもしれません。
本部からの情報、ネットからの情報だけに頼らず、直接本部の方にお話を伺い、信頼できるかどうか判断することが大切です。
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今回は、ゴーストレストランの概要と、ゴーストレストランをフランチャイズで開業するのがなぜ最適なのかを解説しました。今後もゴーストレストランやフランチャイズに関する記事を投稿していきます。
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