コロナ禍以後、フードデリバリーの売上を最大化させようとする飲食店が増えており、「バーチャルレストラン」というデリバリー特化した飲食形態が関心を集めています。
この記事では、バーチャルレストランの概要やメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。
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■バーチャルレストランに関するよくある質問■
バーチャルレストランとはデリバリープラット上にのみ存在する飲食店です。実際には一般的な飲食店がイートインと並行して副業的に運営しています。
バーチャルレストランは、違法ではありません。実店舗の「飲食店営業許可証」「食品衛生責任者の資格」があれば、そのままバーチャルレストランも営業が可能です。
バーチャルレストランは、実店舗の設備や人材をそのまま活用できるので、低リスク・低コストで始めることができます。必ず儲かるとは限りませんが、儲かる可能性は十分にあります。
バーチャルレストランとは、飲食店やテイクアウト専門店などがイートインやテイクアウトのメニューとは異なるメニューを使用し、別店舗として立ち上げるデリバリー専門店です。
既存の店舗を活用しながらデリバリー専門店を営業するため、新たな賃料や施工費用はかからず、低コストかつスピーディに開業が可能です。
バーチャルレストランは、ゴーストレストランと混同されやすい業態ですが、全く異なるデリバリー専門店であることはしっかりと認識しておかなければなりません。次の章で詳しく解説します。
関連記事:バーチャルレストランは本当に儲かるのか?需要減の飲食店の救世主!?
ゴーストレストランもバーチャルレストランと同じデリバリー専門の飲食店の運営形態のことです。バーチャルレストランとの決定的な違いは、”実店舗が有るか無いか”という点です。
飲食店などが副業的に展開したデリバリー店をバーチャルレストランと呼びます。一方、ゴーストレストランとは、実店舗を持つことなく、デリバリーのみで料理を提供する営業形態を指します。
関連記事:ゴーストレストランはフランチャイズでの開業が最適!?人気のFCブランドも紹介
バーチャルレストランには費用や営業形態の面などでさまざまなメリットがあります。ここではバーチャルレストランの魅力を3つに絞って解説します。
バーチャルレストランは、今営業している飲食店の調理道具や設備が活用できるので初期費用を抑えてスタートできます。
デリバリーフランチャイズに加盟する場合は、加盟金や保証金がかかりますが、加盟金・保証金ゼロのブランドも多数あります。
手軽に始められるからといって簡単に成功できるわけではありませんが、バーチャルレストランは挑戦しやすい業態であることは間違いありません。
バーチャルレストランは、既存の設備、スタッフで運営できるため、追加の賃料や人件費、採用費がかかりません。
イートイン営業を行うために元々必要な設備、スタッフで営業を行いますので運営コストは変えずに、売上を最大化させることが可能です。
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フードデリバリーは、店舗に足を運べない顧客にも商品を提供できるため、より多くの顧客を獲得できる可能性があります。
また、バーチャルレストランで実店舗と異なる業態のメニューを展開することで、実店舗とは異なる顧客層にアプローチすることができます。
前章で見てきたようにバーチャルレストランには多くのメリットがありますが、逆に気をつけなければならない点もあります。次に、バーチャルレストランのデメリットをまとめます。
バーチャルレストランを成功させるためにはUberEatsや出前館などのデリバリープラットフォームに登録をする必要があります。フードデリバリーを頻繁に利用する方はほとんどの場合UberEatsや出前館などのデリバリーアプリを利用するからです。
デリバリープラットフォームは、集客や配達面での役割は担ってくれますが手数料も発生します。おおよそ売上の35%程度を手数料としてプラットフォームに支払わなければなりません。
しかし、この点に関しては予め料理の価格に手数料分を上乗せしたり、自社配送を導入することなどで解決することは可能です。
関連記事:Uber Eatsと出前館はどっちが良い?エリア・手数料・口コミを徹底比較
デリバリーの注文の受付や管理はタブレット端末やPCでの作業となるため、一定のITリテラシーが必要です。
導入が簡単とはいえ、最初のうちは多少戸惑う方もいるでしょう。各デリバリープラットフォームにはサポートセンターを設置されており電話等での相談が可能です。
不明点やドラブルがあった際は、積極的に利用することをおすすめします。
バーチャルレストランでは、実店舗とは異なる業態のメニューを提供するため、まず、お店の業態を決める必要があります。
そして、バーチャルレストランで成功する上で、この業態選びは非常に重要です。
しかし、デリバリーは流行の影響を受けやすかったりと、市場調査が難しいといった特徴があります。
フリウリでは、地域で人気の業態を調べることができる市場調査ツールを無料で利用できるので、是非ご活用ください。
関連記事:市場調査ツールを使い方 基礎編
バーチャルレストランを始めるためには、出店するメニューを用意しなければいけません。主に2つの方法がありますのでそれぞれ紹介します。
①オリジナルブランドを開発する
ひとつめは自分でオリジナルブランドを立ち上げて出店する方法です。
自分が自信を持っている商品やデリバリー市場で人気の商品などを参考に自ら商品構成を検討し、出店します。
料理の腕に自信があったり、商品開発が得意な方におすすめの方法です。
ただし、フードデリバリーではお客様に直接商品を見ていただくことが出来ないので、思わず食べたくなるような写真撮影や、Uber Eatsや出前館などでお店を上位表示させる手法なども自ら学んでいく必要はあります。
②フランチャイズに加盟する
フランチャイズに加盟してすでに実績のあるブランドで開業するという方法もあります。メニューを新たに作るのは大変ということもあり、ほとんどの飲食店がこの方法でバーチャルレストランを始めます。
加盟金やロイヤリティを支払う必要がありますが、ブランドの知名度やノウハウを生かして高い売上を目指すことが可能です。
フランチャイズ本部に加盟すると既に本部が開発した商品を販売できるので、メニュー開発に時間や資金をかける必要がありません。また、最近ではデリバリープラットフォームへの出店準備も代行してくれる本部も多くあります。
フリウリでは、バーチャルレストランにおすすめのフランチャイズブランドを、多数掲載しています。ここでは、その中から最新のおすすめブランドを3つ紹介します。
いずれのブランドも加盟金がゼロなので、低リスクでスタートできます。
「スパゲティの店 神田ナポリタン」は、「ミートかけナポリタン」「オム&ミートソース」「炙りチーズ&ハンバーグナポリタン」などのメニューを取り揃えるスパゲティの専門店です。
月間平均売上は約90万円、加盟数は6店舗(2023年6月時点)となっています。
「野菜食人ビビンバ専門店」は、月に4,000食を完売する人気のビビンバ専門店です。
「旨辛サムギョプサルとナムル5種類ビビンバ」「野菜たっぷり5種類のナムル ビビンバ」「塩だれサムギョプサルとナムル5種類ビビンバ」などのメニューを取り揃えており、月間平均売上は約148万円、加盟数は85店舗(2023年6月時点)となっています。
「本場のタコライス TACO魂」は、厳選肉を使ったこだわりのタコミートが売りのタコライス専門店です。
看板商品の「タコライス」をはじめとして、「温玉タコライス」「チーズたっぷりタコライス」などのメニューを展開。
月間平均売上は約75万円となっています。
■huriuriとは
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バーチャルレストランは、飲食店が効率的に売上をアップするための方法として今後も注目されていくビジネスモデルです。コロナ禍でイートインのお客様が少なくなっている状況において、売上を確保するためには非常に有効な手段です。
デリバリー未経験の飲食店も、フランチャイズであれば手厚いサポートを受けながら安心して取り組むことができるはずです。無料相談なども上手に活用しながら、バーチャルレストランの運営を成功へと導いていきましょう。
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