【最終話】「ウバ子、ゴーストレストランを閉業する」の巻
前回までの話
「ウバ子、ゴーストレストランを閉業する」の巻
オープンして１週間
赤字の日々・・・！
自分の力不足というのは、やってみてはじめて気づく
「原価率を抑える工夫とか、プロモーションに関しての知識とか、
赤字だったときの立ち振る舞いのシミュレーションとかもっとしておくべきだったなぁ～」
フランチャイズという仕組みに甘えすぎてたのかもしれない
たまたまゴーストレストラン運営関係者の方と知り合ったので、閉店について相談することにした
その人が言うには、やはりこの売上だとお店を閉じたほうがいいとのこと
厳しい状態でずるずると続けていると、いつの間にか赤字が膨らんでいたなんてことが経営の世界ではよくあるらしい。
悔しいが今回は撤退しよう・・・
「売上不振のため、１２月末で閉店したいです。よろしくお願いいたします」
フランチャイズ本部に閉店することを連絡をした
一般的にフランチャイズは、契約解除時に、違約金が発生するらしい
しかし幸いにも、デリバリーのフランチャイズブランドは、契約解除の違約金も契約期間がないものが多く、私も違約金なしで撤退ができた
赤字にはなったものの、独立失敗にしては損をかなり抑えられたのではないかと思う
初めての独立への挑戦だったが、むしろ初めてがゴーストレストランで良かったのかもしれない
正直、私はフランチャイズというものを勘違いしていた
本部がすべてノウハウを提供してくれて、自分は、脳死で働けばいいというお花畑もはなはだしい勘違いをしていたのだ
本部側もこんなお花畑人間が加盟したことは、迷惑極まりなかったであろう
①家賃と加盟金の交渉 （都内でも家賃は１０万円以内に抑えるべき！）
②競合の原価率の調査
③競合人気店の味の調査（最低でも３０店舗以上は食べたほうがいい！）
④実際に周辺地域で、配達員を３か月やってみる
⑤本部の比較（比較サイトを使ってできるだけ多くの本部を比較すべき！）
⑥第3者のゴーストレストランに詳しい方・会社に相談する
これはウバ子がやっておけば良かったなと思うことである
これからゴーストレストランを開業したい人は是非参考にしてほしい。
閉業という結果になったが今回の経験で、ウバ子の経験値は確実にあがった
いくら頭で考えても、実際やってみないと分からないことだらけだ
月並みの表現だけど、
失敗を通して、世の中のこと・自分のこと・周りのひとのこと沢山のことを学べた
「よ～し、今回のことを活かして、次こそは成功して見せるぞ～！！！」
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